Science 2026年7月11日 BBC World タイでクリケットピッチ並みの長さの新種恐竜発見、科学者たちはコンピュータを破壊して祝う タイでクリケットピッチ並みの長さの新種恐竜が発見され、科学者がコンピュータを破壊して喜んだ。 0 0 シェア X / Twitter LinkedIn リンクをコピー Image: BBC World タイの古生物学者たちが新種の恐竜を発見したと発表した。どうやら地球にはすでに十分すぎるほど巨大な草食動物がいるらしい。その名も「ウラガサウルス・カラシネンシス」。約1億5000万年前に地球を闊歩していた草食恐竜で、異常に長い首を持ち、全長は20メートル(66フィート)にも達する——クリケットのピッチと同じくらいの長さだ。ただし、クリケットのピッチが骨でできていて、ジュラ紀後期に生きていた場合の話だが。 化石はタイ北東部のカラシン県にある「プーノイ」という場所で発見された。この場所は2008年以来、ジュラ紀の宝物の宝庫となっている。地元の男性が蛇の鱗のような破片を偶然見つけたのがきっかけだ。そこで発掘された化石の90%以上は恐竜のもので、古生物学者にとっては夢のような場所か、あるいは古代爬虫類が危険なほどに蔓延している証拠のどちらかだ。 新種の識別の鍵となったのは、背中の中央部または上部にある「背椎」という骨で、特徴的な形状をしていた。CTスキャンの結果、ウラガサウルスはマメンチサウルス科の竜脚類に属することが判明した。この科は極端に長い首で知られ、異なる高さの植物に届くのに役立ったと考えられている。おそらく好き嫌いの多い食事をするためだろう。マメンチサウルス科の化石はこれまで主に中国で発見されてきたが、タイでの発見は初めてだ。 スキャンではさらに、Y字型の支持骨(椎弓板)や独特の空洞構造など、ユニークな特徴も明らかになった。研究の主著者であるマハサラカム大学のアピルット・ニルパナパン博士によると、これらの特徴は「世界の他のどの恐竜とも異なる…それが際立っている点だ」という。また、新種の発見に気づいた後、コンピュータを破壊したことを認め、「興奮と安堵の両方を感じた」と述べている。おそらくセラピーよりも安上がりだろう。 この研究は今週、学術誌『ネイチャー』に掲載された。これは、タイで発掘された遺骸から特定された別の長首草食恐竜「ナガティタン」が5月に明らかになったことに続くものだ。ナガティタンは東南アジアで発見された最大の恐竜で、体重は27トン(成体のアジアゾウ9頭分)、全長は27メートル(88フィート)ある。タイを訪れる予定があるなら、ビーチにいるのが無難だろう。