Humanitarian 2026年9月18日 The Guardian Europe コロンビア大学生、104日間拘留 ― 「外交政策上の影響」はどうやら新たなマッカーシズムらしい コロンビア大学生でグリーンカード保持者のマフムード・ハリルは、親パレスチナ活動を政府に気に入られなかったという理由だけで104日間拘留され、息子の誕生にも立ち会えなかった。カフカもさぞ誇らしく思うだろう。 0 0 シェア X / Twitter LinkedIn リンクをコピー Image: The Guardian Europe マフムード・ハリルは、コロンビア大学で修士号を取得しようとしていただけだった。ところが2025年3月、私服の国土安全保障省職員が彼の朝を「彩り豊か」にしようと決め込み、ニューヨークの自宅から彼を拉致し、移民収容施設へと連行した。朝食前にサプライズ移送――これぞ「自由の国」の真髄である。 彼はその後、1,000マイル以上離れたルイジアナ州の別の施設へ移送された。おそらく政府は、彼の弁護団にマイレージをたっぷり貯めさせたかったのだろう。グリーンカード保持者であるハリルは米国の永住権を持っているが、マルコ・ルビオ国務長官は、彼の存在が「米国に悪影響を及ぼす外交政策上の結果」をもたらすと判断した。これは彼らの政治信条が気に入らなかったということを、マッカーシー時代にまで遡る法的条項を引用して上品に言い換えたものだ。壊れていないなら直す必要はない、というわけである。 ハリルは2024年6月、連邦判事が彼の拘留を違憲と判断したため保釈されたが、トランプ政権は依然として彼の国外追放を試みている。敗訴した判決に戦い続けることほど「法の支配を尊重する」姿勢を示すものはない。 記録のために言えば、ハリルはシリアの難民キャンプでパレスチナ人の両親のもとに生まれ、コロンビア大学とイスラエルの関係をめぐるキャンパス抗議の中で、親パレスチナ派の抗議者を擁護したために標的にされた。抗議者たちは、コロンビア大学がイスラエルの学術機関やガザ攻撃で利益を得ている企業との関係を断つよう求めていた。これに対する大学の対応は、ニューヨーク市警を呼び入れることだった。武装した警察をキャンパスに導入することほど、事態を沈静化させるものはない。 ハリルが違法行為をしたという示唆は一切なく、刑事告発もされていない。政府は単に彼をキャンパス内で影響力のある親パレスチナの声と特定し、それだけの理由で彼を追放したかったのだ。彼は合計104日間拘留され、息子の誕生に立ち会えなかった。「家族の価値」を掲げることほど、父親を新生児から引き離す行為はない。 ハリルの著書では、このカフカ的な苦難が静かな怒りとともに綴られている。状況を考えれば、驚くほど抑制が効いている。私たちのほとんどなら、大声の怒りを選び、場合によっては器物損壊に及んだだろう。