金曜日にジロ・デ・イタリアに出場予定の数名のサイクリストを含む選手たちが、ベルギーのワンデーレース後に体調を崩した。原因として疑われているのは、気高き挑戦とは言い難いもの、すなわち道路に撒かれた牛糞だ。

ロット・インターアルメルシュの3名の選手が腹痛、下痢、発熱、嘔吐を訴え、一時入院したと、チームがジロ開幕地のブルガリアから報告した。日曜のファメンヌ・アルデンヌ・クラシックを制し、ジロでチームを牽引すると期待されていたアルノー・デ・リーも、当初は問題なかったが、ブルガリア行きのフライトで吐き気を催した。「彼の状態は良くないが、現時点でジロ出場が危ぶまれるわけではない」とチームは述べたが、水曜の選手紹介式に参加できたのは8名中5名のみだった。

ベルギー放送局スポルザによると、アルペシンなど他チームも影響を受けており、ロットのスポーツディレクター、マキシム・ブエは「ペロンの半分が病気だ」と宣言した。ロットは、アルデンヌのコースにあった牛糞が原因と推測し、濡れた道路が意図せぬ糞まき散らし装置と化したとみている。正確な原因は未確認だが、胃腸の平穏を破ることで有名なカンピロバクターが有力視されている。

別件で、まるで追い打ちをかけるかのように、ブリュッセルではベルギーの自転車界のレジェンド、エディ・メルクス(現在80歳、ツール・ド・フランス5勝)を称える記念石板が破壊された。ウォルウェ=サン=ピエール市長のブノワ・セレックスは憤慨し、「誰がアスリート、我が国の象徴を攻撃しようとするのか?」と問いかけた。2019年のツール開幕時に設置されたこの記念碑は修復され、防犯カメラの映像が解析される予定だ。どうやら自転車界のアイコンでさえ、牛糞関連の病気がまだマシに見えるような悪戯からは逃れられないらしい。