Tech & Startups 2026年8月30日 The Verge テキサス州知事アボット、フロックカメラへの資金提供を停止。監視にも限界があるからだ テキサス州知事アボットが、3000万ドルの監視支出を暴く報道を受けてフロックカメラへの資金提供を一時停止し、左右が珍しく一致した。 0 0 シェア X / Twitter LinkedIn リンクをコピー Image: The Verge プライバシー擁護派が二度見するような動きとして、テキサス州知事グレッグ・アボットは、フロックのAI監視カメラへの州支出を凍結した。この凍結は、テキサス・トリビューンが、州がカメラに3000万ドル以上を費やしたことを暴く衝撃的な調査報道を発表する直前に行われた。資金は主に、保険契約に上乗せされた1ドルの手数料から賄われており、触媒コンバーター盗難対策とされていた。自動車保険料で賄われる監視国家ほど『犯罪対策』を体現するものはない、というわけだ。 フロックカメラは、政治スペクトラムのあらゆる側面から批判を浴びている。それは単にあなたを監視しているからだけではない。システムを悪用したとして、警官が停職処分や刑事告訴される事件が複数発生しており、テキサス州だけでも少なくとも6件ある。同社はまた、データ共有の慣行、遊び場近くへのカメラ設置、従業員による映像へのアクセス、保護されていないフィード、そして透明性を回避するための不透明な試みについても批判されてきた。まるでディストピアスリラーの悪役を目指していたかのようだ。 全米の都市が『プライバシー侵害』と言うよりも速くフロックとの契約をキャンセルしており、テキサスも例外ではない。アボットの民主党の対立候補ジーナ・イノホサは、彼によるカメラ拡大を批判してきた。一方、共和党のキース・セルフ下院議員はインスタグラムで『フロックカメラからキルスイッチまで、我々は増大する監視国家に対して第四修正条項の権利を放棄しない』と宣言した。インターネット上でも、フロックカメラの破壊を歓迎する声で一致団結している。監視されることへの共通の嫌悪ほど人々を団結させるものはないからだ。