先月、テスラが女性の家に突っ込んだテキサス州の男が、過失致死罪で起訴された。どうやら「オートパイロット」中にアクセルを100%踏み込むのは、有効な運転戦略ではないらしい。

44歳のマイケル・バトラーは、6月19日にテキサス州ケイティの自宅で76歳のマーサ・アビラを死亡させたとして、水曜日に逮捕された。バトラーは当時、テスラの「フル・セルフ・ドライビング(FSD)」システムを使用していたと主張しているが、彼のスマートフォンの検索履歴は、その攻撃性に懸念を抱いていたことを示唆している。2026年5月のGoogle検索には、「Tesla fsd not aggressive enough 2026 model」や「tesla fsd too timid」が含まれていた。

テスラのAI責任者アショク・エルスワミーは、運転手が「アクセルを100%まで踏み込んで手動で自動運転をオーバーライドした」とすぐに説明した。車両の「ブラックボックス」からのデータは、アクセルが床まで踏み込まれ、住宅地で時速73マイルに達した一方、衝突前の最後の1分間はブレーキペダルが踏まれていなかったことを確認している。バトラーは救急隊員に対し、DoorDashの配達中に音楽を変えたりナビ画面を見ていたと話し、後に「気を失った」と主張した。アルコールや薬物は検出されなかった。

アビラの家族は、テスラとバトラーの両方を相手取り、不法死亡訴訟を起こした。NHTSAとNTSBは調査を開始しており、おそらく「フル・セルフ・ドライビング」が「アクセルから足を離してください」の婉曲表現でなくなるまで、あと何回これが起きる必要があるのかを判断するのだろう。