企業がAIの統合に苦戦する中、外部の助けを求める傾向が強まっている。サービスプロバイダーは、確実に支援を提供するための専門チームを次々と立ち上げている。

火曜日、Amazon Web Services(AWS)は、AIに特化した前方展開エンジニア(FDE)のための新たな内部組織を発表した。この新チームのエンジニアは企業内に常駐し、目的特化型エージェントを導入。迅速なエンゲージメントと顧客の自立を重視する。

新組織を発表する投稿で、AWSのフロンティアAI担当VPフランチェスカ・バスケスは、この組織が単に要求されたシステムを構築・維持する以上の役割を果たすと強調した。「顧客はAWSのFDE導入を通じて、新しいソリューションとエンジニアリング能力の両方を得ることができます」と発表文は述べている。「自社のAWS環境で稼働するエージェントシステムに加え、革新的なAIスキル、ワークフロー、パターンを習得し、独立して革新を続けられます」

アマゾンは新組織に10億ドルを投じるとしているが、この金額は内部リソースを表しており、合弁事業や従来の投資ではない。

Palantirが先駆けた前方展開エンジニア(FDE)モデルは、AI導入を管理する方法としてますます人気を集めている。典型的なFDEシステムでは、請負企業(この場合はAWS)のエンジニアが一時的にクライアント先で働き、システムが確立される間、内部の機会や課題に直接対応できるようにする。

FDEモデルでは、関連技術の多くを導入先間で再利用できつつ、各企業のニーズやワークフローに合わせて調整される。また、クライアント企業は専門知識の流入を得られ、導入の主たる責任は請負業者にある。最大の欠点は、人件費がかかることだ。つまり、企業の技術を導入・維持するためのFDEエンジニアの部隊を維持する必要がある。

OpenAIとAnthropicもここ数ヶ月で独自のFDE合弁事業を立ち上げており、それぞれ40億ドルと15億ドルの評価額だ。これら2つのケースでは、AI研究所がプライベートエクイティ企業と提携し、立ち上げ資金とポートフォリオ企業との接点を提供している。