Climate 2026年7月6日 The Guardian Europe ツール・ド・フランス2026、山火事でファンに自宅待機要請。当然のように。 ツール・ド・フランス2026第3ステージは山火事のため観客なしで行われ、気候危機がサイクリングにも及んでいることを示した。 0 0 シェア X / Twitter LinkedIn リンクをコピー Image: The Guardian Europe ツール・ド・フランスは正式に気候危機の時代に突入した。2026年大会第3ステージ(グラノリェルス〜レ・ザングル、195.9km)は、東ピレネー山脈を通る最後の44kmが完全に観客なしで行われる。理由は山火事。そう、「絵になる山岳ステージ」と言えば避難命令、というわけだ。 ツール・ド・フランスのクリスチャン・プリュドム総合ディレクターは日曜午後にこの決定を発表し、「火災の異常かつ恐ろしい状況を考慮し、道路を選手と必要最小限の運営車両のみに制限することに合意した」と述べた。つまり、ファンも、道端のピクニックも、コル・デュ・カルヴェールや最後の1.5km(平均勾配7%)を登る選手に「アレ!」と叫ぶ人もいない。聞こえるのは、荒い息遣いとパチパチという炎の音だけだ。 この決定は、UAEチーム・エミレーツ-XRGがタデイ・ポガチャルと第2ステージ勝者イサク・デル・トーロによる「抗えないワンツー」で存在感を示したバルセロナ・グランデパールの後に行われた。テクニカルディレクターのティエリー・グヴェヌーは第3ステージを「アタッカーにとって完璧なステージ」と評し、1級山岳コル・デ・トゼス(9.3km、平均6.5%)や、優勝候補をふるいにかけるフィナーレが特徴だ。しかし、本当のふるい分けは週後半に予想される40度の気温かもしれない。 ジェレミー・ホワイトがバルセロナから報じるように、ファンのいない山岳ステージの不気味な静けさは、スポーツと政治と社会問題が実際には別物ではないという厳粛な思い出を与えてくれる。誰が知ってた? 第3ステージは日本時間19:10スタート、23:54終了予定。コーヒーを片手に、煙を避け、ツール・ド・フランスのどの選手がワールドカップ優勝チームでやっていけるか考えよう。