水曜の夜、マディソン・スクエア・ガーデンに集まったセレブリティたちは、ニューヨーク・ニックスがNBAファイナル史上最大の逆転劇を演じるのを目撃した。29点差をひっくり返し、サンアントニオ・スパーズを107-106で破ったのだ。残り1.2秒、OG・アヌノビーが失敗した3ポイントシュートを拾い、ボールをバスケットにタップイン。有名無名のファンから「O-G!O-G!」のチャントが湧き起こった。
この試合は7戦制のファイナル第4戦で、ニックスがファイナルをホームで開催するのは27年ぶり。この勝利でニックスは3勝1敗とリードし、1973年以来の優勝に王手をかけた。テイラー・スウィフト(「Stevie Knicks」と書かれたTシャツを着用。チーム名とフリートウッド・マックをもじったもの)、ティモシー・シャラメ、監督のスパイク・リーがスタンドで観戦。ニューヨーク市長のゾラン・マムダニはXに「言葉を失った」と大文字で投稿。スウィフトはコートを去る際に飛び上がって喜び、ニックス・シティ・ダンサーにくるくる回してもらって一休みした。
ニックスのマイク・ブラウン監督はアヌノビーのシュートを「ニューヨークバスケ史上最も象徴的なもの」と評し、「信じられない」と付け加えた。街は完全にニックス一色で、エンパイア・ステート・ビルのライトからニューヨーク公共図書館前の大理石のライオンまで、ニックスをテーマにした装飾が施されている。31歳の住民ソルはBBCに「こんなの見たことない。1999年は4歳だったからね。ただただ浸ってるよ」と語った。
ニックスは土曜の夜、サンアントニオで初の優勝決定戦に臨む。しかし逆転は両刃の剣。スパーズが残り3試合を連勝すれば優勝の可能性もある。宇宙はユーモアのセンスを持っているからね。