マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)は、テイラー・スウィフトとトラビス・ケルシーの結婚式の間、敷地内の監視システムを一時的に停止したと、Wiredの新たな報道が伝えている。ニューヨークの同会場は、7月2日のリハーサルディナーと、3日の結婚式の計7時間、セキュリティスタッフをカメラネットワークと顔認識ソフトウェアからロックアウトしたという。Pitchforkはスウィフトの代理人にコメントを求めた。

Wiredのノア・シャクトマン氏(最近MSGの有名人データベースを報じた)は、内部メモを入手し、停止が「クライアントのプライバシーリクエスト」によるものだと確認した。しかし、そのようなリクエストは前代未聞らしい。匿名情報筋はWiredに、「NBCユニバーサル、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー、ニューヨーク市警のいずれも、これまでMSGのCEOジェームズ・ドーランが所有する施設でプライベートイベントを開催した際に、そんなことは一度もなかった」と語った。(MSGは現在、データベースに関する報道をめぐりWiredと法廷闘争中で、会場の代理人は報道を「不正確で虚偽」と呼んでいる。)

MSGのセキュリティシステムはGenetecというソフトウェアで動作している。通常、入場者は生体認証スキャナーを通り、その後カメラからカメラへと監視される。スウィフトとケルシーの結婚式の出席者は、CNNによると、別の専用入り口からこれらのスキャナーを迂回したという。Wiredが確認したメモでは、MSGの外部カメラは数日間の祝賀行事中、稼働したままだった。

先月、犯罪ハッカー集団ShinyHuntersがMSGの内部「タレント」データベースを流出させ、約4万人の有名人を「リスクレベル」だけでなく、人種、性別、性的指向で分類していた。シャクトマン氏は、スウィフトとケルシーのゲスト数名(セレーナ・ゴメスと夫ベニー・ブランコ、ベンソン・ブーン、アイス・スパイスなど)もデータベースにリスクスコアが登録されていたことを特定した。