ギリシャとトルコは今週末、晩春の寒波に見舞われている。どうやら春は別の予定があったらしい。トルコ上空の低気圧が黒海経由で北東から冷たく湿った空気を引き込み、気温を平年より大幅に下げている。地中海沿岸を除くトルコの大部分では気温が二桁に届かず、平年より約10℃低く、ギリシャでも同様の寒さとなった。アテネでは気温がようやく10℃台前半まで上がったが、5月上旬に通常期待される20℃半ばには遠く及ばない。
寒さだけではない。南エーゲ海の島々では日曜の夜、時速約60マイル(約96キロ)の暴風が吹き荒れ、トルコには大雨が押し寄せた。中央アナトリア地方では通常5月の1か月間に約50ミリの降雨があるが、日曜日には多くの地域でわずか24時間でその半分に達した。冷たい空気が残る中、高地では冬が戻り、月曜から火曜にかけてアンチタウルス山脈で最大30センチの新雪が予想されている。アンカラでは月曜の最高気温がわずか7℃と平年より約14℃低く、週末にかけて徐々に平年並みに戻る見込み。