ブラッドリー・ジョン・マードックは、22年にわたって「何も知らない」を信条としてきた男だが、最期までその姿勢を貫いた。新たに公開されたボディカメラ映像には、有罪判決を受けた殺人犯が、英国のバックパッカー、ピーター・ファルコニオの遺体を隠した場所を知っていることを激しく否定する様子が映っている。撮影はマードックが喉頭がんで2025年7月にアリススプリングス病院で死亡する数週間前のことだ。

ノーザンテリトリー警察は、ファルコニオが2001年7月にバロークリーク近くのスチュアートハイウェイで殺害されてから25周年を前に、土曜日にこの映像を公開した。終身刑に服していたマードックは、警察が最後の手段として遺体の場所を明かすよう求めた際も、無実を主張し続けた。「遠回しな言い方はやめてくれ。そんなことをすれば、毎回お前の話を遮ることになるぞ」とマードックは警官に告げ、その後、汚い言葉を連発した。「22年間、考えてきたんだ、くそったれが。」

ホラー映画『ウルフ・クリーク』の着想となったこの事件では、マードックがカップルのバンの後ろに停車し、エンジンの問題を装った。ファルコニオが確認に行くと、銃声が聞こえた。マードックはリーズを結束バンドで縛り、頭を覆ったが、彼女は逃げ出し、マードックが犬を使って捜索する間、5時間にわたって藪の中に隠れた。最終的に彼女はトラック運転手を呼び止めた。

マードックのDNAは、無関係な12歳の少女への強姦事件で無罪となった後に採取され、リーズの即席手錠とTシャツから検出され、2003年11月の逮捕につながった。現在、ノーザンテリトリー警察は情報提供を呼びかけており、ファルコニオの遺体の場所に関する情報には50万豪ドルの報奨金がかけられている。