筋肉が衰える疾患を抱える囚人が、パレスチナ・アクションの抗議活動に参加した疑いで、ウォームウッド・スクラブ刑務所内で這い回ることを強いられていると主張している。治療や適切な車椅子の不足のため、薬を取りに行く際も這わされているという。
ストックポート出身の22歳のウマー・ハリドは、肢帯型筋ジストロフィーを患い、昨年のRAFブライズ・ノートンへの侵入事件への関与で裁判待ちの身だ。火災警報時に独房に置き去りにされ、シャワーチェアを待つ間26日間シャワーを浴びられなかったという。彼は自身の窮状をパキスタンで見た傷ついた野良犬に例え、その犬は少なくとも同情を集めたが、自分のケースにはそれが欠けていると述べた。
ハリドによると、腕と脚の筋肉が衰え、皮膚が骨から垂れ下がっているという。最近の面会者もその状態を確認している。松葉杖を数週間待ったが、今では弱りすぎて使えず、その後車椅子を入手したが、独房や廊下に収まらない。独房に入ろうとして2回転落し、後でその車椅子は面会や予約専用だと告げられ、薬のためには這わざるを得なくなった。
車椅子を入手する前は、神経科医や理学療法士の予約にたどり着けず欠席し、今年理学療法士に会ったのは一度だけ。4月23日の火災警報時には、刑務官が彼がベッドにいるのを見てそのまま去ったという。彼は痛みで緊急ブザーを押せなかった。神経科医が1ヶ月前にサプリメントを勧めたが未だ届かず、必要な高タンパク食も与えられていない。
2014年に筋ジストロフィーと診断され、1月に終了したパレスチナ・アクション関連のハンガーストライキに参加していたハリドは、医療従事者から症状を誇張していると非難されたと主張。適切な医療、適切な車椅子、そして自身の医療記録の弁護団への開示を要求している。
母親のシャバナ・ハリドは「彼は脚と腕を見せてくれた。まるで皮膚が垂れ下がった骸骨のようで、刑務所は彼が作り話をしていると言いたいのだ。恐ろしい。怒る以外にできることはない」と語った。
法務省の報道官は「刑務所サービスはすべての障害に対応している。すべての囚人のニーズは収容時に評価され、それを満たすための手配と適切な措置が取られる」と述べた。